「お伊勢浜らいぶふぇすた」参加しました

2012年11月6日、今日の気仙沼は雨が降っています。雨で視界が悪くなっていますので、スタッフの皆さんは車での移動の際は十分に気をつけてください。

さて、11月4日(日)、連休となったこの日の気仙沼では各地でイベントが行われました。その中で気仙沼復興協会(以下KRA)にお声がかかり、またまたイベントのお手伝いをしてきました。

今回、参加したイベントは下記の通りです。

「気仙沼・本吉地方産業まつり」　気仙沼市本吉総合体育館　清掃部
「気仙沼YEG紙ヒコーキ大会」　気仙沼小学校校庭　清掃部
「お伊勢浜らいぶふぇすた」　岩井崎　ボランティア受入部、事務局ほか
「健康フェスティバル」　気仙沼市民健康管理センター「すこやか」　福祉部

本当はすべてのイベントの情報をお伝えしたいのですが、私自身「お伊勢浜らいぶふぇすた」のお手伝いをした為、他のスタッフの方には申し訳ありませんが、「お伊勢浜らいぶふぇすた」のご報告のみをさせていただきます。

「お伊勢浜らいぶふぇすた」は気仙沼　岩井崎を会場に、地元の高校生バンドや一部で話題沸騰の気仙沼発アイドル　SCK GIRLSなどがライブを行うイベントです。

会場の岩井崎は震災前には「潮吹岩」といって、岩の隙間から波によって数メートルの高さまで潮が吹きだすという観光スポットでした。震災後には「龍の松」という津波により松の木が変形し、まるで龍のような形になり、今年が辰年という事もあり、新たな観光スポットになっています。また、海岸線を覆っていた松の木が津波により流され、視界を遮るものが無くなった為、ここから見える雄大な海岸線はまさに圧巻といえるでしょう。

KRAとして「お伊勢浜らいぶふぇすた」では演奏を行い・・・ではなく、『サンマ・イカを焼き、無料配布』更には物販として「港町の縫いっ娘ぶらぐ」での縫い物の商品などを販売いたしました。実はこの参加は急遽1週間前に決定したため、準備にバタバタしましたが、何とか当日を迎えることが出来ました。ご協力していただいた皆様ありがとうございました。

KRAのボランティア受入部、事務局を中心として、更には当日作業予定だったボランティアさんを巻き込み、当日の準備から撤収までご協力いただきました。ボランティアに来てサンマを焼いた感想は「貴重な経験が出来た」、「楽しかった」などの言葉を頂き、とても良かったと思います。

急なお申し出にも関わらず、快く物販にご協力頂いた皆様、本当にありがとうございました。

いい感じで煙が出ています。

おかげさまで大盛況のうちに終了いたしました。ご協力頂いた全ての皆様に感謝申し上げます。KRAとして今年はいろいろな所でサンマを焼くことが出来ました。各地で気仙沼産のサンマを焼くことで「気仙沼は頑張っていますよ」というアピールすることができ、同時に「気仙沼港は元気です」と全国に発信することができます。そして、今回の「お伊勢浜らいぶふぇすた」でのサンマ焼きが今年の【焼き納め】になるでしょう（たぶん・・・）。気仙沼産のサンマを食して頂いた全ての皆様、ありがとうございました。来年もご期待ください

私事ですが、久しぶりに岩井崎という海のそばに行って思いました。それは震災以降近くで海を見ると何とも言えない恐怖感が襲ってきます。震災から1年半が経過しているのでどうかなと思いましたがまだダメでした。自分は比較的軽い方だと思いますが、いまでも被災地には震災によって心を痛めた方が多くいると思います。様々なイベントを通して気仙沼を楽しみ、海に対する新たな楽しい記憶が増えてきたとき、その恐怖感が消えてくれればいいですね。

(茂木)