今年の夏も沢山の皆様に「海岸清掃・捜索活動」へご参加をしていただきました。
おかげ様で10月18日「明戸海岸」に集積していた市内海岸の被災物(漂着ガレキ)の過半数を排出処理致しましたので、その様子をご報告させていただきたいと思います。
○処理前の明戸海岸の様子…
(写真:左)
皆さんのお力によって、気仙沼の様々な海岸で収集していただいたガレキやゴミですが、「明戸海岸」に一度運搬され、それから細かく仕分けを行っておりました。皆さんにはオリエンテーション等でお伝えをしておりますが、現在、気仙沼の震災廃棄物処理業務は終了しているため、現在の処理は非常に仕分けが厳しくて、約17種類以上にわたる品目に分類しなければなりません。
これらを、いわゆるトンバック(フレコンバック)といわれる業務用の包材に詰め込み……今回は漁網類が20、廃プラが13、FRP(繊維強化プラスチック)が1と総量が34個にも達しておりました。
(写真:右)
その他、酸化した大量の鉄くず、流出した粗大ゴミの山が見えると思います。
○運搬の様子
産廃業者さんのトラックに、ユニックで釣り上げ積載している写真です。
どちらの写真にもボラ部のスタッフ(芳賀・小倉)が映っていますが、比較対象でトンバックの大きさがお分かりいただけるかと思います。
一台に十数個のフレコンを積載したトラック。この日はトラック3発に分けて34個すべてのトンバックを持って行って貰いました。
その後の明戸海岸の様子です。
鉄くずや粗大ゴミ等は次回……年度内には全ての処理を進めたいと思います。
(ボランティア受入部 小倉)