まずはじめに、関西を拠点に活躍し、世界中で和楽器の素晴らしさを伝えている、和楽器グループ『和楽器演奏集団 独楽』様(以下 独楽)より、心のこもった温かい支援金を頂いたことをご報告いたします。
2017年度 東日本大震災福幸支援コンサート「命あるかぎり」で、
兵庫県尼崎市
栃木県佐野市
東京都亀戸
大阪大阪市
滋賀守山市
香川県観音寺市
などで全国ツアーを行ったそこでの募金活動で集められた、心のこもった支援金だそうです。
また、今回は加東市の太鼓グループの方々が開催した、
和の祭典『和で輪っしょい㏌加東』
でも募金活動をして頂き、その支援金も一緒に頂きました。
全国でまだ、たくさんの方々が応援してくれていることを実感しました。
募金して下さった皆様、本当にありがとうございます。この場を借りてお礼を申し上げさせて頂きます。
頂いた支援金は当協会の活動資金などに有効に活用させていただきます。
全国のみなさんに恥じない活動をこれからも行っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
(気仙沼復興協会 一同)
そして、独楽さんたちはその支援金を持って6月8・9日と気仙沼にお越しになり、今回も心のこもった演奏をして頂きました。
まずは、6月8日の午前中は気仙沼市立大谷幼稚園。
大谷幼稚園には、独楽の植木さんの先輩で、アメリカのシアトルにて太鼓の学校 [The School of TAIKO]を立ち上げ校長をされている立石鈴太郎様より贈られた太鼓があります。
関連ブログ (2016年4月21日 和楽器演奏集団『独楽』様より支援金を頂きました)
独楽さんたちの演奏が始まったとき、はじめは大きな太鼓の音にビックリしていた子どもたち、中には耳を塞いでいる子も…(笑)、次第にその手は耳から離れ目の前で演奏されている太鼓や篠笛、三味線をじっと見ながら拍手をする手に代わりました。
次に特別ゲストの登場、大谷幼稚園では毎年演奏をして頂いているため、年長・年中の子どもたちはすぐに『獅子舞』だと気付き、みんな先生の周りへ…
最初はちょっとびっくりしてましたが、みんな上手に頭を出し悪魔祓いや疫病退治をしてもらったいました。
最後は贈られた太鼓も使ってのワークショップ、みんなかっこよく決まっていました。
午後は、大谷幼稚園から北へ約25キロ、気仙沼市立唐桑幼稚園での演奏です。
子どもたちに、和楽器の素晴らしい音色を聴いてほしいという思いと、震災を知らない子どもたちになにか伝えられればという思いもあり、この日は幼稚園2箇所で演奏して頂きました。
6月9日(土)
午前中は、公営住宅や防災集団移転の中に出来た長磯浜ふれあい館にて演奏して頂きました。60名を越える、住民の方々に参加していただきました。
「久しぶりだね」「元気すか?」という住民さん同士の声が聞こえて来て、このイベントがきっかけとなってくれたことが嬉しいと、独楽の植木さんも話されていました。
午後は、介護老人保健施設 リバーサイド春圃さんへ。独楽さんが6年前に初めて気仙沼に演奏に来てくれた時に、一番最初に訪問した施設です。当時は施設は被災してしまっていたため、仮設でみなさん過ごされていました。平成25年に現在の場所に再建されました。
みなさん、手拍子をしたり、リズムに合わせて身体を揺らしながら、和楽器の音色を楽しんでいらっしゃいました。
『気仙沼が好き』と言ってくれる独楽のみなさん、
『もう来なくていい』と言われるまで来ますって。
本当にありがとうございます。
うちのセンターにも来てほしいというところがあれば、是非、気仙沼復興協会(27-3882)までご連絡頂ければと思います。
そして、次回は、6月25日(月)。なんと、すぐです。
次の日に盛岡で演奏があるから、せっかく東北行くし寄りますって
6月25日の演奏は
10時 幸町コミュニティセンター
気仙沼市幸町三丁目2番1号 市営幸町住宅敷地内
*駐車場がありませんので、お車でのご来場はご遠慮ください。
14時 気仙沼市立小泉幼稚園
*ご近所の方もどうぞお越しください
で行います。みなさん、どうぞよろしくお願いします。
(気仙沼復興協会 福岡麻子)