社員研修会が行われました

2012年8月10日、今日の気仙沼は快晴いよいよ明日から2日間『気仙沼みなとまつり』が始まります。気仙沼復興協会(以下KRA)として清掃部は当日の警備を、主に福祉部として『はまらいんや踊り』をそれぞれに参加します。

今のところ11日の天気は晴れ、12日は曇り時々雨となっています。12日には『はまらいんや踊り』が行われますので、是非とも晴れるよう願います。

さて、2012年8月9日　KRAの清掃部、写真救済部、福祉部、事務局、街路灯調査部スタッフおよそ80名に対して、『被災地企業等社員研修会』が気仙沼市民会館　第1・2会議室にて行われました。残念ながらボランティア受入部と写真救済部の一部のスタッフは業務の都合で参加できませんでした。

今回の研修会は、以前よりお世話になっております「東磐職業訓練協会」様ご協力のもと、一関市被災地支援人材育成職業訓練事業として行われました。

KRA本部　事務局前にはこんなポスターが貼ってあります。

始まる前はほとんどのスタッフは「社員研修会」をやることしか分からず、期待半分、不安半分というのが表情からみてとれました。

講師の『西澤　浩二』氏はグローアップ教育センター代表で、社員教育のプロフェッショナルな方です。そのため、前述の不安は話し始めの一瞬で消えました。難しそうな話を様々なことに例え、時にはユーモアを交えながら話して下さいました。

テーマは「個人の自発性や積極性を喚起し、周囲へのプラスの影響力を持つ『人財』になるために」でした。

印象的だったのがこの『ジンザイ』という言葉でした。

人財：会社にとってなくてはならない人
人在：会社にただいるだけの人
人罪：会社に必要ない人

会社にとっても自分にとっても『人財』になるよう努力することが大切だと感じました。

そして、最後の1時間は8人単位でグループに分かれ、ディスカッションをしました。そこではファシリテーター(進行役、中立の立場)として現在気仙沼で活動していただいているボランティア団体の方々や、KRAを立ち上げてくれた方々の姿もありました。お忙しい中ありがとうございました。

最後の最後にはグループごとにお互いエール考え、それを送り終了となりました。

KRAは緊急雇用創出事業のため、それぞれがKRAを巣立つ日が来ます。1人1人がKRAで働いているときはもちろん、別の会社に就職したときに向け『人財』となれるよう心がけていきましょう。

最後に西澤氏をはじめ「東磐職業訓練協会」の皆様、ご協力いただいた方々、本当にありがとうございました。

追伸：講師の西澤浩二先生の会社名が間違っていました。お詫びするとともに訂正いたします。申し訳ございません。

(茂木)