こんにちは、ボランティア受入部 福岡です。
本日(6/21)の気仙沼の朝はお日様が上り、今日も日差しが強くなるのかと思いきや、現在の天気はくもり、最高気温21度でした。
みなさんのお住まいの地域はいかがでしょうか?
本日のボランティアさんはリピーターさんの3名、写真洗浄部で写真の洗浄及び整理のお手伝いをして頂いています。現在は、一度はごみ処理施設(焼却場)まで運ばれた写真が、業者の方々によって持ち込まれるものも多く、業者の方々も写真や思い出の品を大切にしてくれているのだと、ありがたく感じております。
さて、本日はみなさんに活動して頂いた階上地区・波路上の田んぼの現状をお知らせしたいと思います。
田んぼの向こうには瓦礫置き場があります。瓦礫置き場の向こうには海が見えます。
震災前はもちろん海は見えませんでした。
1年目、2年目は田んぼまで手が回りませんでした。
高齢の両親の生きがいのため、
震災前の当たり前の生活を少しでも取り戻すため、
今年の田植えを目指し昨年8月からボランティアさんに協力して頂きました。
思ったより、多くの石やガラス・瓦などが田んぼに混在していて、予定していたよりも多くのボランティアさんに活動して頂くことになりました。
延べ人数282名でした。本当にありがとうございました。
○雑草が生い茂る中で炎天下の中の活動 (8月)
○瓦礫置き場を見ながらの活動
○3月の雪の中での活動
表面の石やガラスがなくなっても、少し掘るとまた出てくる…。それの繰り返しでした。田植えが予定されていた5月、水入れのギリギリまで活動に入って頂きました。
そして、5月10日、田んぼに水入れが行われているその時にお邪魔しました。
2枚目の田んぼに水が流れているところです。
そして、5月中旬、無事に田植えが完了しました。
そして、これが今日の様子です。
今日はくもりで残念でしたが、一か月で無事にここまで成長し、綺麗な緑が広がっていました。
田んぼの向こうに見える瓦礫も、だいぶ減りました。
この田んぼの稲穂が金色になり、稲刈りを迎え、新米を食べるころ、きっとここの瓦礫はすべてなくっていることでしょう。
みなさんが再び訪れるころ、また違った田んぼの顔が、違った景色が広がっていることでしょう。
それでは、みなさんまた元気にお会いしましょう。
ありがとうございました。
(ボランティア受入部 福岡麻子)
こんにちは。岐阜県の松本です。
我が田舎の田んぼを毎日見ていると、頭の片隅に
「気仙沼のじいちゃんば あちゃんの田んぼ
田植え上手にしたかな、寒いで霜降らんかったかな、海水に浸かった田んぼやで、塩に稲が負けとらへんかな」とか
色々900km先の田んぼの心配をしていました。
そんな時、HPに波路上の田んぼの現状報告がアップされそれを見て、思わずPCに向かって笑顔がこぼれ頭を振っていました。福岡さんアップ有難うございます。
気仙沼に行く楽しみがまた一つ増えました。
それは、目の前に広がる田んぼを見る事、そしてゴミの山の無い海岸を見る事です。
KRAの皆様のこれから益々熱くなってきます。
どうぞお身体にはくれぐれもご自愛頂下さい。
次回伺う時にまた良い話を聞かせて下さい。旨い魚で飲みしましょう。