こんにちは、毎日寒い日が続いていますが、みなさん体調はいかがですか?
さて、今日は先日の日曜日(12日)の大谷海岸での活動中のうれしい出来事をご報告します。
ボランティアさん5名で、大谷海岸に集めた被災物が残っていたので、その処理の活動をして頂いていました。
活動中、近くの小学校の野球チームの子どもたちが、今年の練習はじめにやってきました。子どもたちは元気に楽しそうに、砂浜で走ったり、レクリエーションを取り入れながらの体力作り。しかも、この子どもたち清掃活動まで手伝ってくれました。
震災前は、地元の幼稚園・小学校・中学校合同での海岸清掃の日がありました。震災後は見合わせられている活動。
今も、地元の団体さんが時々清掃活動は行っていますが、地元の住民と一緒に行う活動が、今後もどんどん増えていければいいですね。
震災前は珍しくなかった、砂浜にたくさんの子どもたちがいる光景。
もしかしたら、防潮堤になってしまうかもしれない、この場所。
清掃活動については、もちろん賛成の意見が多い中で、被災物処理問題などの壁にぶつかったり苦悩も多くありました。でも、こんな光景を見たら、本当に活動続けててよかったって思いますよね。
子どもたちの、地元の人たちのこんな光景を見たくて続けているんですよね。
それでも、まだ海に近づけない人たちがいる。
そんな人たちが、いつかここに訪れた時、大丈夫と少しでも思ってもらえるように。
大谷海岸には延べ500人以上の人が清掃活動に入ってくれています。
この数は、気仙沼復興協会の集計によるもので、実際には他団体さんも入れれば、延べ800人以上の人たちに関わって頂いている場所です。
やっぱり、これからも出来る限り活動を続けていこうと思った1日でした。
(ボランティア受入部 福岡麻子)