遅れておりましたが、2014年10月11日(土)に行われた集中捜索活動についてご報告させていただきます。
当日は土曜日、祝日も含む連休といういうことも有り、全国より74名にものぼるボランティアのみなさんに参加していただきました、誠に有難うございます。また気仙沼警察署からは12名、当復興協会のスタッフ5名と合わせ、総勢91名での活動となりました。
特に先月・先々月は台風の影響で日程が延期となった為、せっかくご予約頂いておりましたのに、やむ無くキャンセルせざるを得ないボランティアさんが沢山いらっしゃった事を思うと……今回は天候も良く、また事故も無く、円滑に活動できた事を大変嬉しく思っております。
さて、今回の現場ですが大人数となりましたので、複数に分かれての活動となりました。
午前は「本吉町大谷地区・沼尻海岸」、「同三島地区・三島漁港」
午後は「大谷海岸」での活動です。
この大谷海岸付近は先月も活動を行った場所ではあるのですが、この周辺地区は未だ二十数名の行方不明の方がいらっしゃるとの事で、今月も活動を行いました。
(関連ブログ http://kra-fucco.com/archives/9248)
9時30分、全員で海に向かって黙祷を捧げたあと、気仙沼警察署 警備課 奥田課長から挨拶を頂き、活動が開始されました。台風の後ということもあって漂着するゴミ・ガレキも多く、それらの除去も行いつつも捜索を進めたのですが、この海岸は砂浜では無い為、砂利を崩しながらの活動となりました。
手がかりになり得るような骨は8本見付けて頂きました。現在、関係各所で調べて貰っています。
FNN local ニュース
待っている人がいる限り、そしてこの活動が少しでも誰かの後押しになるのであれば続けていかなければならないと思っています。来月11月11日(火)も、集中捜索活動を行う予定になっています。多くの方のご参加をお待ちしています。
ひとりでも多くの手と目で、
ひとつでも多くの手がかりを・・・
(ボランティア受入部 一同)