東日本大震災発生から67回目の月命日
死者 行方不明者
宮城県 9,541人 1,233人 (内 気仙沼市内の行方不明者 220名)
岩手県 4,673人 1,123人
福島県 1,613人 197人
全国 15,894人 2,557人
(警察庁まとめ)
全国避難者数 140,988人
全国47都道府県1,105の市区町村に所在
(復興庁まとめ)
2016年10月11日
活動場所:気仙沼市本吉町 大沢地区の海岸線
活動人数:ボランティアさん 6名 、 気仙沼復興協会(以下KRA)7名
8時30分、KRA事務所に集合、この日はボランティアさん全員がリピーターさんだったため、オリエンテーションを簡単に行い現場に移動をしました。
この日の現場は、KRAとして1度だけ清掃活動に入ったことはありますが、KRAが捜索活動として入るのは初めての現場でした。
台風10号の影響で、たくさんの流木や海の漂流物が打ち上げられました。
その中には震災のものと思われる被災物もたくさんありました。
<左:2016年7月11日、右:2016年9月1日(台風10号のあと)>
海に向かって黙祷を捧げた後、活動を開始しました。
たくさんの漂着物があるため、なかなか作業が前に進まずに苦戦しました。
この日の活動で、手がかりとなりうる骨らしきものを3本見つけて頂きました。
少人数で、足場の悪い中での活動でしたが、事故等なく無事に活動を終了することが出来ました。
活動に参加して頂いたみなさん、本当にありがとうございました。
この現場は堆積物も多く、まだまだ探しきれていないところもありますので、今後も漂着物を拾いながら捜索活動を進めていければと思います。ただし、足場が悪く、安全管理上の問題から、少人数で活動出来ればと思っております。
今できることを、
今しかできないことを、
続けられる限り…。
みんなが、一歩を踏み出せるように。
ひとりでも多くの手と目で、
ひとつでも多くの手がかりを・・・。
みなさんの、ご理解とご協力をよろしくお願いします。
(気仙沼復興協会 環境保全部 一同)
河北新報 | ONLINE NEWS<震災5年7カ月>帰り待つ人たちのために
三陸新報 2016年10月12日掲載