東日本大震災発生から6年2か月の月命日。
死者 行方不明者
宮城県 9,540人 1,230人
岩手県 4,673人 1,122人
福島県 1,614人 196人
全国 15,893人 2,553人
(警察庁まとめ)
全国避難者数 109,008人
全国47都道府県、1,073の市区町村に所在
(復興庁まとめ)
気仙沼市内 行方不明者 218人
ボランティアさん3名、気仙沼復興協会(以下KRA)スタッフ3名、計6名。
場所は気仙沼市本吉町の農地海岸。今年の2月にも捜索活動を行った場所です。
少数でベテランのボランティアさんたちということもあり、今回はいつもの場所ではなく、
この、テトラポットと防潮堤の間に何か手がかりとなりうるものがないかを見たかったのです。本当は2月にも予定していたのですが、波が高く断念。
ちょうど、この日は潮の満ち引きが大きい大潮。しかも午前中の活動時間が干潮が重なるということで、今回は大丈夫だろうと行ってみました。
ところが、この日も波が高く、安全確保が出来ないということで、またまた断念せざるおえない状況。
黙祷だけは、この場所で行わせていただき、いつもの場所に戻り捜索活動を行いました。
ただ、この場所はいつも捜索活動を行っているとは言え、行くたびに地形が変わり、新たな漂着物がある場所。
今回は、名前は特定できませんが運転免許証と、診察券、お骨数本(ほとんど動物)などを見つけて頂きました。
少人数での活動でしたが、定期的な確認が出来たことに感謝します。
本当にありがとうございました。
来月の6月11日(日)も、集中捜索活動を行う予定です。
この活動が誰かの後押しになるように
一つでも多くの手がかりを
一つでも多くの思い出の品を見付けられるように
ご理解、ご協力をよろしくお願い致します。
(気仙沼復興協会 スタッフ一同)
農地海岸のすぐ隣の登米沢海岸。
2014年10月までは清掃活動や捜索活動に入っていた場所です。工事が入るからと、それ以来活動には入っていない場所です。
これを読んで下さる方の中にも、活動をして下さった方々はいらっしゃるかと思います。
先日、久しぶりに行ってみると、そこに防潮堤が出来上がっていましたので、ご報告いたします。
移り変わっていく街、その変化を感じに再び気仙沼にお越しになってみるのはいかがですか?
(福岡麻子)
捜索しれくれて、ありがとう