東日本大震災から6年4か月の月命日の捜索活動

東日本大震災発生から6年4か月の月命日。
      死者   行方不明者
宮城県   9,540人    1,228人 (うち 気仙沼市内 215名)
岩手県   4,673人    1,122人
福島県   1,614人    196人
全国    15,894人   2,550人
           (警察庁まとめ)

活動場所は今まで何度となく活動を行っている「お伊勢浜海岸」
3月11日に捜索活動を行って以来の活動となりました。
ボランティアさんは平日にもかかわらず15名の方々が参加して下さいました。
スタッフ3名と計18名での活動でした。
遠くは福岡県、そして兵庫県、関東、岩手県、県内、市内の方々など、ほとんどがリピーターのみなさんでした。いつも本当にありがとうございます。

午前10時に、海に向かって黙祷を捧げ捜索活動を行いました。

この日のお伊勢浜海岸は活動時間が干潮と重なったこともあり、砂浜が広く広がっていました。久しぶりに、お伊勢浜海岸でこんなに砂浜を見た気がします。
震災前は、もっと砂浜があったんだな、なんて考えながら活動を行っていました。

この日の活動では、手がかりとなりうる骨らしきものが4点、その他名前の書いたジャージや衣類、古いお墓の石らしきものなどを見付けて頂きました。
暑い中での活動、本当にありがとうございました。


そして、今回から咲幸物産株式会社(ドローンサービス事業部)様のご協力の元、ドローンの撮影を行って頂けることになりました。空から見たこの日のお伊勢浜海岸は透明度も良く、岩や壊れた防波堤などが何処にあるかが見えました。

◎お伊勢浜海岸

◎階上地区 明戸方面

次回からは、水中ドローンなどのご協力も頂ける予定です。
ここ1・2年の間に、海底からお骨が見つかることが何回かあり、やはりどうにか海の中を見れないかとスタッフやボランティアさんと相談してたところでした。人間が潜るには、時間も深さも制限があるため、水中ドローンで海底の様子を見るご協力を頂けることは、本当にありがたいことです。咲幸物産株式会社様、本当にありがとうございます。

来月8月11日(金)も、月命日の捜索活動を行う予定です。
みなさまのご理解と、ご協力をお待ちしております。
よろしくお願い致します。

(福岡 麻子)

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