2018年1月11日 月命日の集中捜索活動

東日本大震災発生から6年10ヶ月目の月命日
     死者   行方不明者
宮城県  9,540人  1,225人 (うち気仙沼市内 215名)
岩手県  4,673人  1,121人
福島県  1,614人 196人
全国  15,894人  2,546人
       (警察庁まとめ)

2018年になって初めての集中捜索活動、年明けすぐの平日ということもあり、ボランティアさんの参加者は2名。スタッフと合わせて計5名での活動となりました。
場所は、何度か活動に入っている気仙沼市本吉町の大沢地区の海岸線。

波が少し高く、気温も低かったですが、風もなく天気も良かったので海も空もとても綺麗な色でした。
いつものように、海に向かって黙祷を捧げてから捜索活動を開始しました。

何度も活動に入っている場所は、新たに漂着している表面を見ることを中心に、小さなスペースですがまだ捜索をしていない場所もあり、そこに関しては、少し掘りながら作業を進めて行きました。波が高かった日もあったため以前漂着していた流木や漂着物はすっかり崖側に寄せられ、一部崖が崩れているところもありました。


この日の、手がかりとなりうる骨らしきものは3点。見つけて頂いたお骨はすべて気仙沼警察署に届け、関係各所にて調べて頂きます。

寒い中の活動本当にありがとうございました。

(気仙沼復興協会 一同)


今月は、河北新報さんと仙台放送さんが取材に来てくださいました。
今まで、メディアを通してちゃんと伝えるのって難しいなと思うことも多々ありましたし、正直疲れることもありました
でも、こういう取材のおかげでまだ終わっていないということを伝えてもらえる。少しでも目に耳にキーワードだけでも残ってくれればいいのかなって思っています。
ボランティアのみなさんには、インタビューなどでご迷惑をお掛けすることもあるかもしれませんが、今後ともご協力よろしくお願いします。

(2018年1月12日 河北新報より)

2月3月も、月命日の集中捜索活動を行う予定です。
ご理解とご協力をよろしくお願いします。

(福岡麻子)

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