東日本大震災から6年11ヶ月の月命日の集中捜索活動(2018/2/11)

東日本大震災発生から6年11ヶ月の月命日
     死者  行方不明者
宮城県  9,540名  1,224名(気仙沼市内 215名)
岩手県  4,643名  1,121名
福島県  1,614名  196名
全国   15,894名  2,546名
      (警察庁まとめ)
全国避難者数 75,206名
全国47都道府県1,052の市区町村に所在
        (復興庁まとめ)

もうすぐ7年、変わらぬ景色…

活動場所、気仙沼市波路上地区の明戸地内。何度も何度も確認している場所です。
参加ボランティア 23名、KRAスタッフ 3名。

海に向かって黙祷を捧げて、活動を開始しました。

表面は何度も確認をしているので、この日は漂着物(被災物、石、砂、生活ごみなど)がどれだけ堆積しているのか、その堆積しているところに何か手がかりとなりうるものがないか、元の位置まで掘ることを重点的に行いました。

午前中も少し雨がパラつきましたが、午後は雨や雪、あられが降ったり止んだりでしたので、早めに活動を切り上げました。
手がかりとなりうる骨らしきものは2本。その他診察券などのカード類を4枚を見付けて頂きました。悪天候の中の活動本当にありがとうございました。

来月の3月11日、7年目を迎える日は気仙沼警察署そして気仙沼市と合同で集中捜索活動を行う予定です。
毎年3月11日は想いを寄せて下さっている、多くのボランティアさんに活動して頂いています。今のところ定員を設けることは考えていませんが、こちらの調整の関係上早めにご予約を頂ければと思います。ご協力の程よろしくお願いします。


活動終了時に虹🌈が出てました。

人生も、この日の天気のように降ったり、止んだり、荒れたり、晴天だったりですよね。
でも、あの日から、まだ雨が止まないままだったり、いつまでも晴れないでいるままだったりする人もいるかもしれない。
待ってる人が、
帰りたい人が、
早く、虹がかかって笑顔になれますように。

(気仙沼復興協会 一同)

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