東日本大震災から7年6か月の月命日の捜索活動

まずはじめに、各地で起きております台風や地震災害などで犠牲になられた方のご冥福をお祈りすると同時に、被災されました 方々に心よりお見舞いを申し上げます。


先日行われました、月命日の捜索活動についてご報告させて頂きます。

東日本大震災発生から90回目の月命日。
    死者数  行方不明者数
宮城県 9,541人  1,221人(気仙沼市内だけでも215名の行方不明者)
岩手県 4,674人  1,115人
福島県 1,614人   196人
全国 15,896人  2,536人
     (警察庁発表)
震災関連死者数 3,676人

平成30年9月11日(火)
現場:気仙沼市本吉町大沢海岸
活動人数:24名(ボランティア20名、スタッフ4名)
最高気温19度と少し涼しい中での活動でした。
午前10時、海に向かって黙祷を捧げ活動を開始しました。
平日でしたが、山口県、千葉県、東京都、栃木県、岩手県、宮城県・・・、全国から20名のボランティアの方々が参加してくれました。本当にありがとうございます。


大沢海岸は今年の5月11日以来の捜索活動で、時化や台風の影響で打ち上がっているものもたくさんありました。

今回は初めての方々も多かったので、活動前のオリエンテーションやリーダーさんから指示をしっかり頂き2班に分かれて活動していただきました。

今回の活動で、骨らしきものなどを含めて手がかりとなりうるものを12点見つけて頂きました。見つけて頂いたものは気仙沼警察署に届けて関係各所で調べて頂きたいと思います。
今回ご協力いただいたみなさん、本当にありがとうございました。

(気仙沼復興協会 スタッフ一同)


午後の大沢海岸の風景です。
海と空の青と、木の緑がきれいだったので写真に収めてみました。
残念ながら、私のカメラの腕では伝わらないものがたくさんあります
是非一度、気仙沼の綺麗な景色をみ見来てください。

 福岡麻子

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