2018年10月11日 東日本大震災から7年7ヶ月の月命日の捜索活動

東日本大震災発生から91回目の月命日。
    死者数  行方不明者数
宮城県  9,541人   1,221人
岩手県  4,674人   1,115人
福島県  1,614人   196人
全国   15,896人  2,536人
         (警察庁発表)
全国避難者数 56,842人
全国47都道府県 1,015の市区町村に所在
         (復興庁まとめ)


木曜日にもかかわらず、ベテランのリピーターの方々が3名駆けつけてくださいました。
仕事を休んで、月命日を忘れずに参加して下ることに本当に感謝します。ありがとうございます。

さて、今月の活動場所は前回2018年6月に活動に入った本吉町にある野々下地区の海岸線、新しい防潮堤が2014年に完成している場所で、潮の流れからか、漂着物が溜まりやすい場所になっています。

いつものように、海に向かって黙祷を捧げてから活動を行いました。

2018年6月

2018年10月

6月と10月の写真の違いが判りますでしょうか?台風の影響などもあり、4ヶ月で漂着物がかなり多くなったのがわかるかと思います。拡大するとこんな感じです。

本当にたくさんのものが打ち上がっている場所です。車のヘッドライト、衣類、おもちゃ、日用品…。この日、手がかりになりそうなものは名前の書いた衣類4点。
こんなにたくさんのものが打ち上がっているのに、もっと手がかりが出てきてもいいのではないか?と思いながらの活動。ここにはもう少し捜索する人数が必要なのかもしれません。
午後から、天気予報の通り雨が降って来ました。雨が強くなる前に活動終了の時間となりました。みなさん、活動本当にありがとうございました。


ほとんど毎回のように来て下さる、報道の方々。
何も連絡を入れているわけではないのに、11日の朝には必ず現れる。
こんな小さな団体が行っている捜索活動に対しご理解とご協力を頂きありがとうございます。

まだ、続けていますよ。
想っていますよ。
待っていますよ。
私たちで伝えきれないことを、伝えてくれてありがとうございます。

(気仙沼復興協会 福岡麻子)

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