兵庫県立舞子高等学校の学生さんがいらっしゃいました

2012年8月20日、津波により不通だったJR気仙沼線の代行バス BRT(バス高速輸送システム)の運行が開始されました。バス専用道としてはまずは「最知駅~陸前階上駅」の1区間(約2.1km)が使用されます。

また、本日朝に陸前階上駅で出発式が行われました。ちょうど気仙沼復興協会(KRA)の事務局が陸前階上駅の近くにあるため、関係者やマスコミの方々用の駐車場として開放しましたが、思った以上に駐車する車が多く、KRAスタッフの駐車スペースが確保できなくなりました。そのためスタッフには一時的に別の場所に集合し、駐車場の車が少なくなってから作業準備スタートしました。注目度の高さにびっくりしました

さて、2012年8月9日~10日にかけて、兵庫県立舞子高等学校(以下、舞子高校と略)の学生さんがいらっしゃいました。舞子高校は兵庫県神戸市にある高校で、全国でも唯一『環境防災科』という防災学科を取り入れている学校です。東日本大震災後には積極的に被災地を訪れ、ボランティア活動などを行ってくれています。本当にありがとうございます。

まず9日夜に、写真救済部/福祉部/ボランティア受入部など、4つの部署に分かれてディスカッションが行われました。学生さんの眼差しは真剣でメモを一生懸命とりながらお話を聞いていました。また、途中に雑談もはさみながらの充実した2時間でした。

翌10日は、それぞれの部署に分かれての現場活動です。

写真救済部:写真洗浄
福 祉 部:お茶会
ボランティア受入部:被災地域の清掃作業

などの活動していただきました。ありがとうございます。

東日本大震災から、1年半を迎えようとしていますが、まだまだ復興にかかる道のりは長いのです。舞子高校の皆さんが、それぞれがどのように感じてくれるのか楽しみです。

(写真救済部 小山)

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