みなさんこんにちはボランティア受入部の菊地です。
最近の気仙沼は風の強い日が多くて、ボランティアのみなさんも花粉や粉塵等に目や鼻をやられ涙や鼻水を流しつつの活動になってしまうこともしばしばです
それでも、穏やかな日差しに春を感じながら明るく元気に活動を行っていただいております本当にありがとうございます。
さて、本日は以前お伝えした三陸産養殖わかめについての、その後をお知らせしようと思います内湾のわかめの出荷は中盤を迎え、宮城県漁協気仙沼総合支所での今後の入札は残すところ後4回となりました(4月1日現在)。
今季はこれまでに6回の共販入札が行われており、平均価格は震災前(H22年)の同時期と比較すると1~2割ほど安値になっているようです
安値の要因は、栄養塩不足による色落ちなどで品質が低下したことにあるようですが、今後の入札では、少しでも高い値が付くことを祈るばかりです
一方、漁業支援ボランティアでお世話になりました、外洋もののわかめの収穫が本格化するのは4月に入ってからになるそうですが、海水温が上昇する5月に入るまでに刈り取らないと品質が低下してしまうとのことで、それまでにどれだけ刈り取ることができるかが勝負だそうです
漁業も農業も自然を相手にしているので、気温や海水温等の影響を受けやすく品質に差が出てしまうのですね
左から「わかめ、ほたて、ほや、かき」
左から「うに、もうかの星、あわび、ふかひれ」
気仙沼の海の幸
それでも、家庭の食卓に並ぶわかめは(我が家では昨晩も…)地元に暮らす私達に、気仙沼の海が着実に再生していることを知らせてくれます
どうか一日も早く、気仙沼のおいしい海の幸が震災前のように、みなさんのお手元へ届きますように
(ボランティア受入部 菊地)