本日、2013年12月4日は東日本大震災から数えて1,000日目になります。気仙沼市では津波の爪痕を残すような瓦礫のほとんどが撤去され、TV中継で必ず映る大型漁船 第18共徳丸も完全に撤去されました。一方、市内にはヤマダ電機やユニクロなどの大型店舗も作られ、新たな気仙沼市に生まれ変わろうとしています。
しかし、いまだ気仙沼市の仮設住宅には多くの方が暮らしており、災害公営住宅や防災集団移転で新たな住居で暮らせるのは2~3年も先の話です。つまり、およそ1,000日もの日数をまだ仮設住宅で暮らさなければなりません。住宅復興には時間がかかりますが、1人でも多くの方が1日も早く新たな住居での新生活を迎えられることを切に願っています。
さて、2013年11月27日(水)~28日(木)、第3回目となる「清掃部向けパソコン講習会」が行われました。このパソコン講習会は就労支援の一環として行っています。
今回は表計算ソフト「エクセル2010」の基本的な使い方です。講習時間は4時間で受講希望のスタッフは午前中に現場作業をして、午後からはパソコン講習です。内容はエクセルでのデータ入力から四則演算や簡単な関数を学んでいただきました。
一見とっつきにくいエクセルですが、受講スタッフからは「意外とできた」などの意見を頂き、理解した方が多かった様子です。
現在は、清掃部向けに週2回ほど復習できる環境を設けました。あくまで自己学習の時間です。少しでも、今後の就職に役立つよう積極的に参加していただければ幸いです。
(茂木)