2014年6月11日(水)、震災から3年3か月となる月命日の昨日、お伊勢浜海岸(沖ノ田方面)の集中捜索活動を行いました。平日の水曜日にも関わらず、全国各地から16名のボランティアさんが活動に参加してくださいました。
お伊勢浜海岸の近くにある杉ノ下慰霊碑にてお参りをした後、沖ノ田の現場に移動。
参加者全員で海に向かって黙祷を捧げたあと活動を開始しました。
この日の現場は、車両の問題などもあり今までなかなか入れなかった場所。
今回、気仙沼復興協会としては初めて入る現場でした。
あいにくの悪天候で、濃い霧が出る中での活動でしたが、御遺骨らしきもの5本と名前のわかる衣服や靴などを見付けて頂きました。
現在、行方不明の方の手がかりとなるものかどうか、警察の方で調べて頂いています。
そして、最後に大きな綱の塊をみんなで協力し掘り出して活動を終了しました。
海が荒れるたびに、いろいろなものが打ち寄せられる海岸。
日々石や砂が堆積され姿を変える海岸。
少し掘るとまだまだこのようなものが出てくる場所があります。
そこにはまだ何が埋まっているのかわからない状態です。
海岸の工事が始まる前にできる限りのことを行いたいと思っています。
来月、7月11日(金)も集中捜索活動を行う予定です。平日ではありますが、ご協力いただけるみなさんよろしくお願いいたします。
ひとりでも多くの手と目で、
ひとつでも多くの手がかりを・・・
(ボランティア受入部 一同)