2014年10月5日(日)、いつもボランティア活動に気仙沼に来ていただいている、愛知県豊橋市にある桜丘高等学校の文化祭『櫻輝祭』に招待され、気仙沼復興協会から今年は理事長を含む6名で参加しました。
文化祭への参加は今年で4回目となり、「気仙沼産さんま焼き」と「気仙沼品の物販」を行います。
文化祭前日10月4日(土)に桜丘高校へ到着した時点で天気は晴れ。台風18号の影響により当日は「さんま焼き」ができないことも考えられ、急遽100尾焼くことに決定。暗がりの中、生徒たちは教えた焼き方を忠実に再現し、うまく焼くことができました。
いよいよ文化祭当日。本日の「さんま焼き」目標は400尾!しかし、風が強くなればいつ中断してもおかしくありません。そして急遽200円で販売することに。そんな中で焼き方はスタートしました。
足元の悪い中、行列ができ、雨は降ったり止んだりを繰り返します。
今年は生徒たちも最後まで頑張りました。
さんまには美味しそうな焦げ目がつきます。
無事400尾焼き終え、更に追加で50尾合計450尾を焼くことができました。今年の焼き隊の生徒たちは、とても優秀で焼き方も上手でした。さんまを食べた方々から「美味しかった」との声を何度も聞いたのが、それを物語っています。
また生徒たちには、「何かすることありませんか?」と何度も聞かれ、その意欲にもビックリこれは桜丘高校の先生方の教育の賜物ではないでしょうか。
一方、「気仙沼品の物販」は「さんまのつくだ煮/気仙沼市観光キャラクター海の子 ホヤぼーやグッズ/港町の縫いっ娘ぶらぐ商品」を販売しました。完売は出来ませんでしたが、客数が少ないながら健闘しました。雨の中、足を止めて頂き購入して下さった皆さん、ありがとうございました。
帰路につく10月6日(月)、台風18号は夜中から朝方まで豊橋市を直撃し、その影響で午前中は豊橋駅から出ることができずに足止め。東海道新幹線もストップし、気仙沼まで帰れるのか不安でした。運よく帰りの新幹線は運休を免れ無事帰宅することができました。
各地で猛威を振るった台風18号。そんな台風に負けない生徒たちの元気な笑顔に癒される思いでした。最後にご協力いただきました桜丘高校の先生方、生徒の皆さん、文化祭に来場したすべての皆様に感謝致します。本当にありがとうございました。
(茂木)