『MISC×杉野服飾大学短期大学部 気仙沼ソーイングサポート』ワークショップ

6月30日~7月1日の二日間『MISC×杉野服飾大学短期大学部 気仙沼ソーイングサポート』ワークショップが開催されました。

気仙沼復興協会『港町の縫いっ娘ぶらぐ』は、『MISC(目黒インテリアショップスコミュニティー)』様にソファ・カーテンの高級な輸入生地の余り地をご支援していただいております。

その生地を利用し被災された方々にランチョンマットを作っていただき、気仙沼復興協会が窓口となって販売し、縫い手に報酬として還元する活動をしています

今回、ランチョンマットを作るきっかけとなりました『杉野服飾大学短期大学部』、教授 吉川玲子先生、学科長教授 森田裕子先生、講師 井口多恵子先生が気仙沼の針仕事のスキルアップ支援を図る為、訪れました。

6月30日AM9:30~から『松崎柳沢上沢住宅・なでしこ会』にて夏ズボンを仮設住宅の住民さんと一緒に作成しました先生方のお気遣いにより、パターンのズボンから選べて作れるようになっており、実際に履いて見たりして皆さんの目が輝いておりました。

早速作業に取りかかり2時間で仕上げることは素人ではなかなか難しく、ぎりぎりの時間でありましたが『時間を忘れて熱中できる~』と話し、先生に指導していただき何とか形になりました。午後も皆で集まり続行し完成したようです

午後は、より多くの仮設住宅に暮らす方々に夏ズボンの作り方を展開していくため、福祉班の8名が参加しました。いつも仮設で小物作りを教えているスタッフでも、ミシンを利用してのワークショップは初という事もあり、苦戦する場面もありましたが何とか自分のものにする為に、試行錯誤しながら頑張っていました。

吉川先生より『気仙沼の仮設に暮らす方が、たくさんこの夏ズボンをはいて快適に暮らせます事を願っております』と話され、仮設で指導できるように、あと何本か自分で作ってみたいと努力し、夏本番となる前に展開していきたいとのことでした。

このようなワークショップの第2回目の開催を切に願います。

7月1日、いよいよ『港町の縫いっ娘ぶらぐ』のワークショップです。

今までは、自己流で作っていましたが『こうすれば簡単に綺麗に縫えるんだ~』と、1つ1つの工程が勉強になりました。

見たことのない沢山のきれいな生地を見て、これから何を作ろうか・・・?
見ているだけでワクワクします。

港町の縫いっ娘ぶらぐ』がお母さん方の生活の糧となり、気仙沼の一つの縫製ブランドという形になりますよう全力を尽くして努めてまいる所存です。

最後に、今回利用させていただきました生地は杉野服飾大学・短期大学部教職員の皆様によりご購入いただき、学園の生徒さんに裁断をしていただいたものです。

ご協力、ご支援いただき誠にありがとうございました。

(小松)

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