【ボラ部】千岩田海岸の集中捜索活動報告

先月(2013年12月)から行われている気仙沼警察署と連携した集中捜索活動が、先日の1月11日(土)にも行われましたので、ご報告いたします。

東日本大震災の月命日である2014年1月11日(土)、気仙沼市の面瀬地区にある千岩田海岸にて気仙沼警察署と連携した集中捜索活動を行いました。

気仙沼警察署より14名、ボランティアさん68名、ボランティア受入部からは6名、計87名が海岸に集結し、海に向かって整列、黙祷を捧げた後、10時から活動が開始されました。

年明け初めての集中捜索となりましたが、団体さん個人さん含め全国から68名ものボランティアさんに参加して頂きました。本当にありがとうございました。

千岩田海岸は、漂着物が多くありましたが、いろいろな事情で先月初めて清掃活動に入った場所になります。（関連ブログ：http://kra-fucco.com/archives/7278）

震災後、石や砂が日々堆積しているため、漂着物を取り除きながらレーキや熊手、スコップなどを使い、そのなかに手がかりとなりうるものがないか探しました。

先月の千岩田海岸の清掃活動時も御遺骨らしきものが4本見つかりましたが、今回もみなさんのご協力のもと3本の御遺骨らしきものが見つかりました。(現在関係各所にて鑑定中)

当日は、寒波の影響もあり最高気温0度の中での活動となりましたが、皆さん熱心に活動して頂き、怪我などなく無事に活動を終えることができました。

東日本大震災では、いまだ2,640名の方が行方不明となっています。気仙沼市でも236名の方が行方不明となっています(1月10日現在)。
来月2月11日の月命日も、気仙沼警察署と連携した集中捜索活動を行う予定です。
ひとつでも多くの手がかりとなるもの探せればと思っていますので、今後とも皆さんのご協力よろしくお願い致します。

(ボランティア受入部一同)