2016年1月11日(月)、今年初めての月命日の捜索活動が行われました。
広島県、愛媛県、石川県、関東、岩手、県内、市内など、33名のボランティアさんが活動に参加してくださいました。気仙沼復興協会スタッフ9名と合わせて42名での活動となりました。
現場は先月と同じ、気仙沼市長磯波路上の明戸地区の海岸線で行われました。
(参考ブログ:【ボラ】2015年12月 集中捜索活動)
この日は大潮(干潮時と満潮時の水位差が大きいこと)で、活動時間がちょうど干潮の時間だったため活動はしやすかったのですが、最高気温1度、風が強い中と、非常に厳しい条件の中での活動となりました。
8時30分に協会に集合、オリエンテーションを行い、現場近くの杉ノ下慰霊碑で手を合わせて頂いた後、現場に移動、10時に海に向かって黙祷を捧げた後、現場のリーダーから説明を受け活動を開始しました。
フレコンバッグの際や、重機が掘り返したようなところなどを重点的に熊手などを使って捜索してい頂きました。
この日の活動で見つけて頂いた、手がかりとなりうる骨は7本。
寒い中の活動本当にありがとうございました。
先月のブログにも載せましたが、黒いフレコンバッグの後ろは林野帯工事が進められています。
活動に入れる海岸も限られてきている現状。
そして、全国の行方不明者が未だ2,563人(内 気仙沼市内220名)いる現状。
(警視庁まとめ)
今後も、ひとつでも多くの手がかりを見つけられればと思っています。
今できることを、
今しかできないことを、
続けられる限り…。
みんなが、一歩を踏み出せるように。
1月15日(金)は、同じ場所で気仙沼警察署と合同で、捜索活動を行う予定です。
みなさまのご協力をよろしくお願い致します。
(気仙沼復興協会 福岡 麻子)