新年度を迎えて、今思うこと

こんにちは、再び福岡です
今日の気仙沼の最高気温は17度と暖かく、午後のこの時間はパソコンに向かっているのが辛いですね(笑)

何かとバタバタしている毎日ですが、ちょっとだけ今の気持ちを書いておこうと思います。
(あくまで個人的ですみません…)


2017年3月11日の朝、気仙沼復興協会(以下 KRA)に集合してくる大勢のボランティアさん(183名)たちを見ていたら、常連のボランティアさんに『うれしいですね』『ちょっと感動しました』って言われて、涙が出そうに…。

震災から6年、まだまだこれだけの方々が気仙沼のために、東北のためになにか出来ることがないかと集まって来てくれたこと。本当にありがとうございます。
そしてここには来れなくても、想ってくれている人たちはたくさんいる。それを感じることが出来るこのKRAで働かせてもらっていることに、本当に感謝します。

ホームページのTOPページでもお知らせさせて頂いている通り、KRAはスタッフを大幅に縮小し4月より3名のスタッフで活動を開始しました。
気仙沼市からの緊急雇用創出事業の震災対応における予算配分が終了し、継続して行けるのか、どうすればいいのか、理事さんたちをはじめ、私たちも悩みました。

「KRAがなくなったら、私たちはどこに行けばいいの?」
「ここ(KRA)だから来てるんだよ!」
「継続してほしいし、まだまだ継続するべきだよ!!」

多くの激励の声を頂きました。
私たちも続けたい、続けたいけど…。
その結果、大幅にスタッフの人数を縮小して活動して行く事に…。
個人的な感想は、KRAとして継続することが出来て良かったけど、正直寂しいですよね
緊急雇用で、短期間のつもりで働き始めたこの職場でしたが、気付けば、「取りあえず」が、本当の職場になってしまっていました。
ボランティアさんとたくさんの出会いで元気をもらって来たのはもちろんですが、KRAのスタッフとの出会いも私の元気の源でした。
寂しい思いはたくさんあるけれど、まだまだ復興半ば、ここでKRAをなくすわけにはいかないんですよね。

これからはこの繋がりを大切にしながら、形を変えながら、
私たちに出来ることを、KRAにしか出来ないことを、KRAだから出来ることを、
やって行ければと思っています。
もちろん、ボランティアさんの受入も続けて行きます。
まだまだ、未確定なことが多く、みなさまにはご迷惑をお掛けしますが、少しでも早くボランティアさんの受入体制を整えたいと思っています。

今後ともどうぞよろしくお願い致します。
また、みなさんと気仙沼で笑顔でお会いできることを楽しみにしております。 

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(福岡 麻子)

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