東日本大震災から6年6か月の月命日の集中捜索活動

東日本大震災発生から6年6か月の月命日。
      死者  行方不明者
宮城県   9,540人   1,225人 (気仙沼市内 215人)
岩手県   4,673人   1,121人
福島県   1,614人    196人
全国   15,894人    2,546人
           (警察庁まとめ)

平成29年9月11日(月)
活動場所は気仙沼市本吉町の大沢地区の海岸線、集中捜索活動としては行ったのは昨年の10月と、今年の4月には普段は人があまり出入りしない場所の捜索を行ったところです。そこでは、未だ車らしきものが埋まっていたため、後日、気仙沼市や気仙沼警察署の協力を得て車の引き揚げ作業と捜索活動を行いました。詳しくは、ブログをご覧ください

 関連ブログ:東日本大震災から5年7か月の月命日(2016年10月11日)
       気仙沼市本吉町 大沢海岸での捜索活動報告

この日のボランティアさんは15名、協会スタッフ3名、計18名での活動となりました。
天気はくもり、活動するにはちょうど良い天気となりました。

 
いつもの通り、協会でオリエンテーションを済ませた後に現場に移動、海に向かって黙祷を捧げたあと、活動を行いました。
この日のボランティアさんたちは、全員リピーターの方と気仙沼に何度も足を運んでいる方々。関東から来た方々がが中心ですが、遠くは山口県、そして今回は長野県が多かったです。みなさん、本当にありがとうございます。

大沢海岸、以前来た時に比べてだいぶ石や流木を含む漂着物が波によってだいぶ寄せられていました。
一列に並んで、ゴロゴロした砂利を崩しながら少しずつ掘って確認して行きました。

午後からは、この近くの漁港付近にある海岸へ数名行って頂きました。
ここは我々としては初めて捜索活動を行う場所でしたので、まずは表面を見て頂きました。

この日は表面を見て頂いただけでしたが、今度機会があったら、少し掘ってみようかと思います。

この日の活動で、見つけて頂いた手がかりとなりうる骨らしきものは5点、後日気仙沼警察署に届けて関係各所で調べて頂きたいと思います。
みなさん、ご協力ありがとうございました。


6年6か月…、
日本各地のみならず、世界各地でいろんな災害が起き過ぎて…
でも、大事なのは命を守ること、自分の命はもちろん、大切な人の命も守れるように。その想いが繋がって行けば、きっと悲しみは少なくなる。
東日本大震災を初め、いろいろな災害で亡くなった方々が残していってくれた最大の教訓

今できることを、
今しかできないことを、
出来る人が
続けられる限り…。

みんなが、一歩を踏み出せるように。

みなさんの、ご理解とご協力をよろしくお願いします。

(福岡麻子)

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