月命日の集中捜索活動(2017年12月11日)

【東日本大震災発生から6年9か月の月命日】
     死者    行方不明者
宮城県  9,540人   1,225人 (うち気仙沼市内 215名)
岩手県  4,673人   1,121人
福島県  1,614人   196人
全国   15,894人  2,546人
             (警察庁ま
とめ)

12月11日(月)、平日にも関わらずボランティアさん28名に参加して頂きました。
2団体(トレンドマイクロ様、宮城県警備業協会様)と、8名のリピーターの個人さんでの活動でした。
場所は予定していたところが、工事に入ってしまったため、急遽階上の明戸地区の沿岸線で活動を行って頂きました。
午前10時、海に向かって黙祷を捧げてから、活動を開始しました。

この場所での捜索活動は8月以来となります。
2班に分かれての活動を行いました。

そして、今回もドローンの協力を頂きました。NPO法人 アスミック様のご協力の元、今回は空からと海の中を少し見て頂きました。

この日は風が強く、波もありました。陸から水中ドローンを入れたため、波の影響を直に受けなかなかドローンが海の中に入って行かずに苦戦しましたが、少しだけでも海の中の様子を知ることが出来たので良かったです。

この日の、手がかりとなりうる骨らしきものは3点。見つけて頂いたお骨はすべて気仙沼警察署に届け、関係各所にて調べて頂きます。

風の強い中、また寒い中の活動本当にありがとうございました。


今年最後の集中捜索活動となりました。
2017年は延べ360人の方々に捜索活動に参加していただきました。
いまだ、全国からボランティアさんがこうやって集まって捜索活動をともに続けてくれること本当にありがたく、すごいことだと思っています。
本当にありがとうございます。

海岸線の工事が進む中、活動出来る場所も限られてきました。
でも、捜さなければ見つからない、
捜し続けなければ帰ってこれない。
そして、伝わらないんですよね。

気仙沼市内だけでも行方不明者215名、全国では1,225名。
いろんなこと、まだまだなんですよね。
まだまだこれからなんです。

これからの、我々の出来る限り捜索活動を続けて行こうと思っています。
今後ともご理解、ご協力のほどよろしくお願いします。

(気仙沼復興協会 一同)

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