2018年8月11日の月命日の捜索活動

東日本大震災発生から89回目の月命日
    死者  行方不明者
宮城県  9,541人  1,222人
   (気仙沼市内だけでも215人の行方不明者)
岩手県  4,674人  1,115人
福島県  1,614人   196人
全国   15,896人  2,537人
        (警察庁まとめ)

ご報告が遅くなりましたが、8月11日に行われました、月命日の捜索活動のご報告をさせて頂きます。
場所は、気仙沼市本吉町にある農地海岸、昨年の5月に活動を行って以来の活動となります。
(参考ブログ:2017年5月11日 集中捜索活動)
全国からのボランティアさん38名、お盆に入る前の土曜日ということで帰省ラッシュの中駆けつけてくださいました。自家用車やバスで来た方々は、いつもより3~5時間長く時間がかかってしまったようです。そんな中本当にありがとうございます。

事務所にてオリエンテーションを行った後、現場に移動。
海に黙祷を捧げた後、活動を行いました。

台風13号が通過した後ということもあり、たくさんの海藻などの漂着物がありました。
3班に分かれてその漂着物の中から手がかりとなりうるものがないか探して頂きました。

この日の活動で見つけて頂いたものは、手がかりとなりうる骨1本(その他鳥の骨数本)と診察券などのカード類、名前の書いたカバンなどを見付けて頂きました。

真夏の炎天下の中での作業、寝不足の方々もいらっしゃいましたので熱中症も心配しましたのでこまめに休憩を取りながら作業を行って頂きましたが、みなさん関東方面からいらっしゃった方々が多く、海風が気持ちいいといいながら作業をして下さいました。

貴重なお休みを使っての活動本当にありがとうございました。


西日本豪雨をはじめとする各地での豪雨被害や大阪府北部地震、日本中で世界中で何が起きるかわからない今、誰かがやらなきゃいけないけど、知らない誰かのために動くことって本当はすごくすごく大変で、それが実行出来るってことは本当にすごいことだと思います。

いつもみなさん、本当にありがとうございます。
私も、私の出来ることをやって行ければと思っています。

気仙沼復興協会 福岡麻子

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*