連日、暑さが続いておりますが、ボランティアの皆様いかがお過ごしでしょうか。これからも秋まで十分、食中毒、熱中症にお気をつけて活動なさってください。
それでは現在の海岸の状況をお知らせいたします。
○お伊勢浜海岸
まず、はじめにこちらの写真をご覧くださいっ
…砂がかなり戻ってきた水門奥側(沖野田)
水門手前石碑側(杉の下)
漁港側~家族連れお散歩に邂逅しました!
ガレキを撤去した明戸方面~
いかがでしょう!?
このように…お伊勢浜海岸につきましては、5月よりのべ1,700名の参加をいただきまして、本当に綺麗になって参りました。 …現在進捗状況は85パーセントといったところでしょうか、ほぼ災害系の大物ガレキは無くなっておりまして、波浪で漂着する小片、海藻類が
殆どになってきていますっ (海藻につきましては大量発生が続いており、ハエ対策の為、撤去しております…これは養殖業者が壊滅したためでしょうか)
本当に皆様のお力添えで、お伊勢浜海岸清掃は非常に良好な成果がでておりますので、今後はこの状態を維持できるように、定期的に保守清掃を行っていきたいと思います。
さて、それでは「その他の海岸」に焦点を当ててみたいと思います。
じつは気仙沼には快水浴場百選に選定された海岸が4カ所あります、
『お伊勢浜、大谷、小泉、小田の浜』
このうち宮城県では唯一、海開きをすることができたのが気仙沼大島の小田の浜。
そして今後、KRAで活動をしていきますのが、大谷と小泉海岸になります。
○大谷海岸
大谷海岸は「日本一海水浴場に近い駅」としても知られておりましたが、震災で駅舎の一部、線路、防波堤ともに破壊され、現在は黒いトンバッグ(写真左)で海水の流入を防いでいるだけの状態です。平成27年度に9.8mの防潮堤が建設される予定ですが、それまでは現状維持、業者も入らないままだそうですので、定期的に漂着した流木、瓦礫の撤去を行いたいと思います。
○小泉海岸
小泉海岸はサーフポイントとして、とても人気のあるスポットでした。
そのため、震災後すぐにサーファーさん方や地元のショップさんのほうで早くから活動や調査を行っておりましたので、現在はサーフィンを解禁しております。
(津波の被害としては21mの津波に襲われた地域のため、もっとも高い防潮堤(14.8m)の建設予定となっております)
当協会では、今までに三回、のべ120名の活動参加させて頂いておりますが、やはり災害ガレキは少なく、漂着ガレキの保守清掃がメインになるかと思います。
以上になりますが、年内は活動のほうを継続し随時、ボランティアさんを募集してまいりますので、今後ともみなさんのご参加、ご協力をいただけますようよろしくお願い申し上げます。
(ボランティア受入部 小倉)
KRAスタッフ様へ
7月と8月の2回清掃活動に参加しましたが、正直ここまで回復するとは
思えなかったです。
小倉さんが常に私たちボランティアチームに言てましたよね、
1人1個のゴミを拾う事を500人でやれば500個拾えると、
今回の結果が物語っていますね。
この成果を糧に微力ながらも気仙沼の復興のお手伝いを致します。