本日くもり空の気仙沼です。
めっきり寒くなりましたが、みなさま風邪などひかずに元気に毎日を過ごしていますでしょうか?
私は、みなさまから毎日元気のおすそ分けを頂いているおかげで、毎日元気に仕事をさせていただいています、ボランティア受入部 福岡です。
本日は、農業支援についてみなさまにご報告させていただきます。
気仙沼復興協会(以下KRA)がある階上地区周辺にはいちご農家さんが20件ありました。そのうち19件のいちご農家のビニールハウスが津波で流失してしまいました。
昨年は、再建の目途が立たたなかった、いちご農家さんもいましたが、今年は8件のいちご農家さんが組合を結成し再出発をしようと立ち上がりました。そのうち、KRAでは4件のいちご農家さんに支援に入らせて頂いています。土入れ、苗植え、苗替え、マルチかけ、どれも人手が必要な作業で延べ約450人のボランティアさんのお力をお借りしました。本当にありがとうございました。
いちご農家さんのボランティアに参加して頂いたみなさまが、その後の発育の状況を心配されておりましたので、先日、そのいちご農家さんに久しぶりにお邪魔して、みなさまが心配しているいちごの発育状況を見てきました。
いちご農家さんは、12月の一大イベントのクリスマスに向けて苗の手入れを行われていました。その様子と一緒にご覧ください。
まずは、三浦さんのいちご
開花は3割ほどですが、順調に育っておりました。
続きまして、芳賀さんのいちご
たくさんの白い花が開花していました。
いちごの実もまだ小さいですが見えますでしょうか?
実は赤く実ったいちごも2・3個発見です。
そして、次に畠山さんのいちご
こちらも、たくさんの白い花が開花しておりました。
そして、最後に小野寺さんのいちごです。
今年一番初めの、いちごです。
こちらは「あきひめ」という品種で、他のいちご農家さんのいちごの品種(とちおとめ)よりも実りが早いようです。
実は、みなさまには申し訳ありませんが、私が代表して、このいちごを食させていただきました。なんと、甘くておいしいいちごでしょうか。是非、みなさんに食していただきたいと節に思いました。
これからも、いちご農家さんにお邪魔していちご報告をしていきますのでみなさまお楽しみに。
明日は今年一番の寒気が流れ込む見込みです。どうぞみなさま暖かくして風邪などひかないようにお過ごしくださいませ。
(ボランティア受入部 福岡 麻子)
KRAスタフ様へ
この3件について私も係っていたので、非常に気になっていました。
特に芳賀さんのハウスでは私が初リーダを任されて緊張の連続だった事を思い出し
ました。
この農業支援が農家さんたちの復興への第1歩に繋がって行くのだと私は思います。
仙台の伊藤より