KRA街路灯調査終わりました

6月初めからはじまった街路灯調査、11月末で終了となります。この街路灯調査は、KRAとして初めての業務ということで、かなりの手探りの状態から出発となりました。

とにかくわからないことばかりで何度も何度も見直して、それでも納得がいかず、時には衝突をしながらの苦労の連続でした。現地調査の前に、地図上でおおよその位置を特定してから現地に向かうのですが、被災地域では震災前の地図からの特定が困難な地域もあり、現地で右往左往することも一度や二度ではありませんでした。

目標とするものがない場合でも遠景を撮影しなければならないのですが、被災地という特異な場所であるが故、シャッターを切るのに躊躇ってしまうこともありましたが、「仕事だから」と割り切ったことも幾度となくです。

季節は夏となり、車内の冷房と車外の暑さとの繰り返しでヘバり気味にもなりました。
＜これしきのことでヘバるなんて言っては、厳しい日差しの中、作業をし続けた清掃班の方々に怒られそうですが(苦笑)＞

時には舗装されていない山道を警戒しながら前へ前へと進んでいくのですが、4輪駆動ではなかったら今頃は…と焦ったことも、これまた一度や二度ではありません。
「こんな道もあったんだ！」と驚いたこともあります。この業務をしていなかったらこの先の人生でもおそらく通ることはなかったのかなと(笑)。
今ではすっかり気仙沼マイスターな気分？(“道”に限ってのお話ですが)

10月中旬からPCでの台帳作成、及び地図清書に重点を置き始め、画面とのにらめっこが続いてからは何度遠くを見つめたことか…。行ったことのない草原や雲の上で寝転がってました(笑)

気になる点はすぐに再調査へ赴き、戻ってはPC、気になってはまた再調査の繰り返し。
苦労はしましたが、そのおかげで台帳の精度がかなり上がったと自負しております。
作成した資料が、これからの気仙沼市の業務の役にたてることを切に願います。

いよいよ、街路灯調査班は解散となります。
たかが半年ですが、この部屋から去るのはなんだか名残惜しいです。
事務局の皆さんにはかなりフォローをしていただき、感謝しております。
この経験が、今後の業務・仕事に必ず活かされると信じております。
本当に、ありがとうございました。

(KRA街路灯調査班一同)