こんにちは、ボランティア受入部 福岡です。
昨日までは、グズグズお空でしたが、本日、久しぶりの良いお天気の気仙沼です。
さて、突然ですが本題に入らせて頂きます。
表題にもある通り、被災した神社での「鎮守の森づくり植樹祭」のためのボランティアさんを、下記の通り募集します。
*詳しくは7月16日(予定)に募集ページを作り掲載しますので、そちらをご覧ください。その事前情報としてブログを書かせて頂きます。
実施日時:平成25年8月3日(土)
午前9時30分~午後12時00分 雨天決行
(午前9時集合)
場 所:一景嶋神社境内(一景嶋公園内)
宮城県気仙沼市弁天町1丁目
実施内容:1.植栽神事
2.植 栽(1,200m²、予定本数2,000本)
気仙沼市の魚市場の近くにある一景嶋神社は、一景嶋公園内にあり、私の実家の目の前でした。
海から200メートルのところに、その神社と公園はありました。
朝早くから日が暮れるまで自分の庭のように、砂場や、ブランコ、ジャングルジム、回旋塔、シーソー、木登り、岩登り・・・、象徴である、岩には秘密基地があり(みんなが秘密基地と言っているので秘密ではないのですが…)、子どもたちの大好きな場所でした。
○一景嶋(イッケイジマ)とは
昭和31年、気仙沼魚市場が現在地への移転により埋め立てるまでは、気仙沼湾内に浮かぶ岩礁「浮島」とも称されて、風光明媚な景勝地でありました。
別名「魚取島」ともよばれた島に鎮座する「弁天はん」、一景嶋神社には、名前の由来ともいわれる「伊津伎島姫命(イツキシマヒメノミコト)」、神仏が習合して「弁財天」を祀り、大漁を祈願する港の守護神でした。
また、モクゲンジ最北の自主地であり、公園は桜の季節には、花見の名所として賑わいました。
そして、一景嶋は源義経の恋人「皆鶴姫」が漂着した島ともしられております。
<震災前>
平成19年1月1日
<震災後>
瓦礫の中から御神体が無傷で発見されました。
鳥居は、電柱を頂きました。
たくさんの支援を受け、震災の次の年(平成24年)には正月元旦祭を斎行できました。
(平成23年12月6日 撮影 )
昨年、社殿は伊勢神宮より御用材を賜り、平成24年12月28日落成鎮座祭を行い、正月元旦祭を斎行し、平成25年3月27日竣功奉祝祭並びに奉祝式典を行いました。
(平成25年7月13日 撮影)
震災の後、すっかり表情が変わってしまった、神社や公園。
でも、この大切な場所を取り戻そうと頑張ってくれる人たちがいます。
神社の氏子の方々をはじめ、神社関係者の方々、地元住民や地元ボランティアさん、他県から来て下さるボランティアさんなど、多くの支援を頂いています。
以前のように戻すわけではない、以前より良い場所にするためにたくさんの人の思いが込められた一景嶋。
(左:平成23年4月4日撮影、右:平成25年3月26日撮影)
何年後、何十年後、今より素敵な一景嶋神社が、一景嶋公園がここにはあるでしょう。
その一歩のために、みなさんのご協力を頂ければと思います。
よろしくお願いします。
(ボランティア受入部 福岡 麻子)
[…] ※先だって、一景嶋神社・公園の植樹を募集しております。 【ボラ部】「鎮守の森づくり植樹祭」ボランティア募集‼ […]