2014年3月30日(日)、気仙沼復興協会(以下KRA)写真救済部が活動していた「旧月立小学校」の被災写真などの拾得物展示が終了した事をご報告いたします。
始まりは、震災直後に階上中学校避難所で行っていた写真の洗浄/展示からでした。当初はボランティアとしての活動でした。
その後、KRA設立に伴い写真救済部としての活動がスタートし、拾得物展示会場として「唐桑体育館」を使わせていただくこととなりました。当時は気仙沼市内には3か所の拾得物展示会場がありましたが、最終的に唐桑体育館のみが残り、すべての拾得物が唐桑体育館に集まりました。
そして、洗浄した写真をデジタル化することで、パソコンで見られるようになり、顔認証システムを使った写真の検索ができるようになりました。
その後、2012年2月より「旧月立中学校」に活動の場を移し、更に2013年1月からは「旧月立小学校」で2014年3月30日まで活動させて頂きました。今まで拾得物展示会場として使用させていただきありがとうございました。
写真の洗浄枚数はおよそ100万枚、多くのボランティアさんのご協力もあり、多くの人に返却することができました。現時点ではおよそ15万枚の写真が残っております。
今後は写真などの拾得物はKRA事務所で保管し、まずは仮設住宅の集会所などでパソコンを使った出張閲覧の活動をしていく予定です。
現時点では、拾得物展示会場を設置するかは未定ですが、動きがありましたらホームページ上でご案内いたします。
今後ともKRA写真救済部をよろしくお願いいたします。
(写真救済部 スタッフ一同)