2012年8月30日、今朝久しぶりに大きな地震がありました。早朝4時5分、私は寝ていましたがゴゴゴゴという地鳴りにより目が覚め、強い揺れにびっくりしました。マグニチュード5.6、隣の南三陸町では震度5強気仙沼市は震度4でした。すぐにテレビをつけ津波の心配がない事を確認して、再び眠りにつきました。最近忘れがちだった地震への注意を再認識しました。
さて、気仙沼復興協会(以下KRA) 清掃部は日頃から気仙沼の復興のため、「津波にあったお宅の清掃・竹木の伐採・草刈・消毒作業など」を依頼主に対して無償で行っています。
夏頃から特に多い依頼内容が『草刈作業』です。夏は草がどんどんとおがってきます(気仙沼弁で大きくなる、育つなどの意味)。
そこで現在、問題になっているのが『蜂』です。長く伸びた草を刈ろうとすると、その中に蜂の巣があったり、姿を確認する前に刺されてしまい、痛みを感じた時にはその姿は消えていたりもします。昨年以上に今年は『蜂』が大量発生しています。スタッフの皆さんには最大限の注意をはらい作業していただいていますが、蜂の動きは読めません。
KRAスタッフは蜂駆除のプロフェッショナルではありません。できることは、蜂の巣を見つけたら『蜂退治用スプレー』を吹きかけることぐらいしかできません。より効果の高いスズメバチ用を使っています。現在清掃部は、6班に分かれて作業をしており、最低でも各班に1本は必要です。そして、『蜂』を見つければそのスプレーを使いますので、作業現場によっては1週間に何本も使用することもあります。かなりの本数を消費していますが、スタッフの安全が第一なのでスプレーは欠かせません。そのため何本あっても足りない状況です。
また、炎天下の中でも作業中は危険防止のため長袖で作業をしていただき、手袋を何重にしていても刺されたりします。刺される個所として手の甲が多いので、そこを守ることができれば被害もぐっと減るのではないでしょうか。しかし、ネットで調べてみると『蜂防護手袋』って意外と高いんですね。緊急雇用で予算が限られているKRAではなかなか手の出せるものではありません。
蜂に刺されると、最悪は「アナフィラキシーショック」といって生命の危険に及ぶ可能性もあります。現在は刺された場合は、すぐに専用の吸入器で『蜂』の毒を吸出し、病院へ行っていただく対応をとっていますが、これ以上の対策に苦しんでいる状態です。刺されないことが一番とは分かっているのですが・・・。
もし、蜂対策に有効な情報をお持ちの方はコメントでもメールでも構いませんので、是非教えていただければ幸いです。
(茂木)
お疲れ様です。
FBで呼びかけましたら、友人のお医者様から「蜂に対する対応は川崎市がよく取り組んでいます。」とのことで、下記のHPの情報提供がありました。もう既にご存じかもしれませんが、基本情報がわかりやすくまとまっているかと思います。
http://www.city.kawasaki.jp/63/63eisei/home/01_gaicyu_05/hachitop.html
他に、「駆除」を目的でなく、「不意に遭ってしまう蜂の防御対策」を見つけましたら、お送りします。